東京でモノクロマタニティフォトを撮るCHIHIROの原点 ― ニューヨークで見つけた"自分だけのスタイル

こんにちは。CHIHIROです。


先日のブログで、CHIHIROの新しいコンセプトについてお話ししました。そのなかで「ニューヨークでの詳しいお話は、また改めて綴りたい」と書いていたので、今日はその続きを。


東京で撮りつづけてきたモノクロのマタニティフォトが、どこから始まったのか。その原点となったニューヨークでの日々を、じっくりお話しさせてください。


これまで長くInstagramを中心にお伝えしてきましたが、これからはこうしたお話も、ブログにひとつずつ書き残していきたいと思っています。


東京に戻り「自分だけのスタイル」を求めて


私がマタニティフォトを撮るようになったのは、8年前のことです。


その少し前、一度目のバンコクでの生活を終えて東京に戻った頃、私は家族撕影やカメラレッスンを中心にお仕事を承っていました。バンコクで暮らした4年のあいだに、東京にはたくさんのフォトグラファーが増えていました。そんな環境のなかで、自分の写真のスタイルを確立したい、もっとスキルを磨きたいという気持ちが、日に日に強くなっていったのです。


お客様の撕影を承りながら、半年ほど、しっかりと学びの時間をつくりました。そうして向き合ううちにたどり着いたのが、「自分だけのスタイルを見つけたい」という想い。そのために、海外へ学びに行こうと決めました。


いくつもの都市を考えた末に、ニューヨークへ


行き先として思い描いたのは、ヨーロッパ、オーストラリア、アメリカ。いくつもの都市を思い浮かべて、迷いました。


最後に選んだのは、ニューヨークでした。決め手は、撮影技術そのものよりも、街そのものから大きな刺激を受けられそうだと感じたこと。洗練された空気、アートが日常に溶け込んだ街並み——その環境に身を置くこと自体が学びになると思ったのです。


夏休み中む18月、私は一人でニューヨークへ向かいました。当時、次男はまだ3歳。それでも夫も息子たちも、約一週間、心良く送り出してくれました。家族の理解があってこそ踏み出せた一歩でした。


アートのようなマタニティフォトとの出会い


ニューヨークで受けたのは、世界的に知られる女性フォトグラファーのワークショップでした。


実は、はじめからマタニティフォトを学ぶつもりだったわけではありません。信頼するフォトグラファーに勧めてもらった候補のなかに、たまたまマタニティフォトを撮る方がいた、というのが始まりでした。


けれど彼女の写真には、アートのように美しいマタニティフォトの世界が広がっていて、ひと目で「この人から学びたい」と思いました。受講前から惹かれてはいましたが、実際のワークショップは想像をはるかに超えるものでした。女性としての美しい姿を残すというこだわりと、その表現に、私は心から魅了されたのです。


このとき出会った感覺が、今の東京でのモノクロマタニティフォトの世界観へと、まっすぐにつながっています。


ホテル選びまで「自分の好き」を軸に


ニューヨーク滞在で泊まったのは、Andaz 5th Avenue というホテルでした。この記事に添えた一枚は、そのホテルの前で撮ったものです。


ホテル選びにも、いつも以上にこだわりました。自分のスタイルを見つけるための旅だからこそ、「自分の「好き」を軸に」と考えて選んだ場所です。モダンで洗練された、ニューヨークらしさ。泊まることでインスピレーションを受けられそうだと想像できた——それがAndazでした。


この経験を通して、私は何を選ぶときにも、自分が好きなスタイルや、受けるサービスからも学べるということを、意識するようになりました。


▪️泊まったホテル

Andaz 5th Avenue - a concept by Hyatt

485 5th Avenue, New York, NY 10017, USA

https://www.hyatt.com


5番街沿い、ニューヨーク公共図書館やブライアントパークにほど近いミッドタウンに建つホテルです。客室は世界的なデザイナー、トニー・チー氏が手がけ、戦前の建築を生かした高い天井と大きな窓が、ロフトのような開放感を生み出しています。ロビーは、ホテルのフロントというより、ひとつのギャラリーのよう。大きすぎない規模感のなかに、洗練と居心地のよさが両立した空間でした。


ニューヨークがCHIHIROのモノクロの世界観の始まりの場所


このニューヨークでの時間は、撮影スキルを学んだだけの旅ではありませんでした。街から受け取ったインスピレーションも含めて、私の今の考え方の原点になっているように思います。


東京で撮りつづけているモノクロのマタニティフォト。その世界観が始まった場所が、このニューヨークでした。


これからのCHIHIROは、写真の枠を超えて、アートやインテリア、暮らしそのものへと少しずつ広がっていきます。けれど、その核にある「シンプルで洗練された美しさ」「心豊かに」という想いは、このニューヨークの日々から変わらず続いているものです。


これからも、東京でのモノクロマタニティフォトをはじめ、私が日々惹かれているものについて、少しずつ綴っていきます。


CHIHIRO


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